中華街大通りに旅館がある。いや銭湯か? と、思えるほど実に怪しい中華料理店がある。なんとも入りにくい店だ。入るのに心臓がバクバク言う。緊張する。
「あの~部屋は空いていますか?」
じゃなかった、
「チャーハンってあります?」
「ございまする。ささ、どうぞ。」
昔は恐ろしく綺麗だったんだろうなぁ?って思えるほど上品なおばあさんが迎えてくれた。店内は真っ暗。客なんて誰一人として居ない。やっぱり怪しい。 部屋に通される。部屋には掛け軸があったりして、造りはもろ純日本風。
わおっ、日本茶だ!。
怪しい・・実に怪しい。メニューを見ると、ちゃんと中華料理が並んでいた。少しほっとする。結構良い値段だ。どんなチャーハンなのだろう。期待と不安が入り交じりなんとも複雑な気分。 それにしても静かな部屋だ。全く物音がしない。まるでお化け屋敷のようだ。スススー。空気が一瞬違う流れを見せた。あっ後ろに誰かがいる。
ひ、ひゃ~。でたぁ~お化けだ(゜〇゜;)
違った。注文のチャーハンが運ばれてきたのだ。声くらい掛けてくれよ?。あー怖かったぜ。 で、でたぁ?。本日2回目。 なんだ?この山は。すっごい量。これは清風楼以上。で、味は? ・・・。ダメだぁ。ベタベタ系の典型。味も京風?で薄目。まぁ良い経験が出来たから良しとしよう。 あぁ、中華街って楽しい(^_^)
小えび チャーハン(900円)